明星大学

全学共通教育委員会

つなぐ学び

特色ある授業

21世紀の世界を考える

感染症の問題や格差社会の問題、偏見と暴力、そして戦争と難民の問題、あるいは気候変動や海洋汚染の問題…。私たちが生きる21世紀の世界には、様々な問題があります。これらの問題に対して、私たちはどのように向き合い、そしてどのように生きていけば良いのでしょうか?このことをみなさんと一緒に考えていく。それが「21世紀の世界を考える」の授業です。​

21世紀の世界が抱える問題は、非常に複雑です。例えば「戦争」という問題を考えてみましょう。幸いにも21世紀に入って、第二次世界大戦のような大きな戦争は世界で起きていません。しかし、シリアでの内戦をはじめ、各地で戦争は起きています。なぜ、戦争は起きるのでしょうか?なぜ、戦争は無くならないのでしょうか?難しい問題です。政治や経済、あるいは宗教や歴史の問題など、戦争が起こり、そしてなくならない理由には、様々な要因が考えられます。格差社会の問題や、偏見と暴力の問題、あるいは気候変動の問題においても同じことがいえます。つまり、これらの問題に向き合っていくためには、多様な視点が必要なのです。​

「21世紀の世界を考える」の授業では、毎年、21世紀の世界が抱える問題の一つを取り上げ、様々な専門分野を持った教員が、それぞれの視点でこの問題について講義していきます。さらに、その講義を踏まえて学生同士、学生と教員、そして教員の間でも積極的に議論を行い、それを全員で共有していきます。そうすることで複雑に絡み合った糸(問題)が少しづつほぐれ、問題解決の糸口が見えてくるはずです。​授業を通して見えてくるのは、あくまで「糸口」でしょう。授業の中で完璧な解決策を見つけることは、おそらくできません。しかし、この「糸口」を見つけることが重要なのです。言い換えると、それはつまり「21世紀の世界が抱える問題に対して、自分なりの考えを持つ」こと、そして「自分なりの21世紀の生き方を見つける」ということです。教員の側も問題に対する解決策は知りません。ただ、そのヒントぐらいは持っています。それを授業の参加者全員で共有し、一人一人が「糸口」を見つけていく。「21世紀の世界を考える」とは、そういう授業です。

担当者

※2022年の「21世紀の世界を考える」の授業では、Covid-19(新型コロナウィルス)をテーマに以下の教員たちが授業を行います。