担当授業は、「中国語1A・2A」、「中国語1B・2B」、「上級中国語1・2」、「文化を比較する1」(輪講)、「外国事情A(アジア)」、「教育実践ゼミ1・2」です。言語の土台となる文化を説明しながら語学の授業を進め、「上級中国語」では、検定試験を視野に過去問、リアルタイムのニュース、最新のドラマなどを教材とします。すべての授業において、隣国中国に対する理解を深め、自他の文化をより正確に把握することを目指します。
専門分野は中国語・中国文化で、歴史、思想、文学、芸術に及びます。さまざまな現象を通して、物事の根源を解明することをモットーとします。最近は文化大革命期の音楽を取り上げ、芸術と政治との関係や、普遍的芸術性と解釈の多面性などについて調べています。古来、日本における中国研究が盛んですが、未踏の領域は無限にあると考えています。
大学、大学院とも日本語・日本文学専攻で、笑いのメカニズムを手がかりに、坂口安吾のファルスとエリック・サティの音楽との関連などについて調べました。大学院時代から執筆活動をきっかけに、中国文化の研究に比重を置くようになりました。中国文化と日本文化を比較することによって、いままでに見えていなかったものが次々と見えてきます。
月曜5限(Zoom対応可・要事前メール)
知らなかったことはもちろん、知っているつもりのことについても、学生のみなさんとともに探求します。その先には新しい発見があるはずです。