明星大学

全学共通教育委員会

つなぐ学び

特色ある授業

多摩を歩く

皆さんは「多摩」にどんなイメージを持っているでしょうか。そのイメージは多摩の一面から想起されたものにすぎないかもしれません。「多摩」とはどこにあり、どんな表情があるのか。この授業で探っていきましょう。本授業は文字どおり、地形図を片手に多摩の各地を歩き回ります。

授業は最初の数回を教室で行い、地形図読図の基礎を確認するところから始めます。また多摩の人文条件、自然条件の成り立ちやそれらの相互関係などから、多摩の全体像について考えます。その後、土曜日を中心に半日のフィールドワークを4~5回行います。これまでのフィールドワークでは、大学がある日野市にて「程久保の谷戸地形を観察する」や「高幡周辺の水路から地域の成り立ちを考える」、高尾山にて「高尾山の観光化と植生の観察」、多摩ニュータウンで「丘陵と都市開発の歴史といま」、玉川上水沿いの景観観察から「武蔵野台地の開拓と水問題」などをテーマに取り上げてきました。受講生の皆さんには、毎回のフィールドワークで自ら発見したことや考えたことをレポートにまとめてもらいます。学外でのフィールドワークを中心とした授業であるため、受講者の安全や学習効果を考慮し受講者数を制限しています。

本授業は地理学を基礎としたフィールドワークですが、様々な学部学科の学生が受講している授業のため、現地を歩いて感じることや、そこから発見できることは人それぞれに異なります。自ら歩き、自分で観察し、風を肌で感じて、現地で考える経験は学部学科の専門分野にも生きてくるはずです。ぜひ本授業での経験を通して、将来に渡って皆さんの力となりうる“地に足のついた発想力”を養ってください。

担当者