明星大学

全学共通教育委員会

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特色ある授業

21世紀の社会像を描く

21世紀の世界は、様々な問題を抱えています。貧困、差別、食料問題など、解決すべき課題があふれています。こうした社会をどのように捉えればいいのでしょうか。これらの問題に対する解決策は、どのようにして導かれるのでしょうか。様々な学問分野から21世紀の社会像を浮かび上がらせ、21世紀の社会が抱える諸問題に対する解決策を、様々な専門分野から探っていく。それが「21世紀の社会像を描く」の授業です。

「21世紀の社会像を描く」の授業では、様々な専門分野を持った教員が、それぞれの視点で21世紀の社会が抱える諸問題について講義していきます。さらに、その講義を踏まえて学生同士、学生と教員、そして教員の間でも積極的に議論を行い、それを全員で共有していきます。そうすることで複雑に絡み合った糸(問題)が少しづつほぐれ、問題解決の糸口が見えてくるはずです。授業を通して見えてくるのは、あくまで「糸口」でしょう。授業の中で完璧な解決策を見つけることは、おそらくできません。しかし、この「糸口」を見つけることが重要なのです。言い換えると、それはつまり「21世紀の社会に関して、自分なりの考えを持つ」こと、そして「自分なりの21世紀の生き方を見つける」ということです。教員の側も問題に対する解決策は知りません。ただ、そのヒントぐらいは持っています。それを授業の参加者全員で共有し、一人一人が「糸口」を見つけていく。「21世紀の社会像を描く」とは、そういう授業です。

担当者