担当科目・専門分野

主な担当科目の紹介

韓国語科目では、言葉のマスターのみならず、言語を通じて隣国の文化への窓を開くような授業を心がけようと思っています。「グローバル・ヒストリー」（輪講)の担当部分では、明治時代の日本を、主に国際関係から考察していく予定です。「学問の世界」（輪講）では歴史学という学問の基本的な考え方を紹介し、「世界の芸術のその深層」）（輪講）では、歴史学的な視点から芸術に対する新たな見方を提示できればと考えています。

専門分野・研究テーマ

主に、19世紀末から20世紀初頭にかけての朝鮮の政治史を中心に研究しています。中でも、「親日派」と呼ばれるグループに関心があります。韓国語で「親日派」という言葉は「日本の朝鮮植民地支配に積極的に協力した者」とほぼ同義で、極めて悪い意味合いで使われるのですが、彼等が何故そのような行動をとるに至ったのか、なぜそれが可能だったのか、なぜそうせざるを得なかったのかを考えています。

専門分野に至ったきっかけ、背景、専門分野の魅力

もともと、大学に入った頃は漠然と「日本近代史でも勉強するか」という程度のいい加減な気持ちだったのですが、ひとたび日本近代史の勉強を始めたところ「これは朝鮮がわからないとダメだな」ということに気付き、朝鮮史の勉強を始めたら抜けられなくなったといったところでしょうか。ただ、当然ですが絶対に引っ越しできない隣人ですし、その隣人について深く考えられるようになることはとても重要なことだと思います。

基本情報

連絡先

• hayashi（アットマーク）jc.meisei-u.ac.jp

オフィスアワー

月曜５限（月曜５限に来られない場合は、個別指導コレクションに書き込んで調整）

研究者情報

• 大学教員情報サイト

学生へのメッセージ

大学生活を無駄に過ごしてください。しかし、ただ無駄に過ごしてはいけません。豊かに無駄に過ごしてださい。卒業までにこの意味がわかるようになれば、あなたの大学生活は成功です。