英語科教授法3は、教育学部の英語コースの授業です。全学の英語の授業では、学生自身がテキストの学習テーマを「自分ごと」と認識して、その考えを英語で発信できることを目指しています。その一つの方法として、さまざまな教育リソースを活用したグループプレゼンテーションなども行っています。
英語教育の研究を行っています。英語科教師教育、授業研究、学習ポートフォリオ、学習教材研究などに関わっていますが、最近では「知識や技能」に偏らない外国語学習という観点から、博物館や美術館などの鑑賞教育と連携した英語学習の研究を行っています。地球市民として世界に向き合う態度や能力の育成という視点から、学校の教科という枠組を越えた「豊かな外国語学習」の開発をめざしています。
中学生の頃、アメリカやヨーロッパの音楽や映画、美術に大いに刺激を受けました。いつか海を越えて、そのような文化を発信している社会や人々に実際に触れたいという強いあこがれを抱いたことが、英語という外国語に興味を持ったきっかけです。その後、高校の英語教師を経て大学の教壇に立ち、学校現場と理論研究をつなぐ役割の重要性を認識するようになりました。
火曜5限・6限(要事前メール、Zoom対応可)
外国語学習は「自分のあこがれの世界」につながる「どこでもドア」を創り出す学びです。勇気を持って踏み出せば、それぞれのドアの先には「まだ見ぬ世界」が待っています。