明星大学

全学共通教育委員会

つなぐ学び

教員紹介

佐藤 洋

  • YO SATO 准教授

担当科目・専門分野

主な担当科目の紹介

担当する科目では「気にもしなかったこと」「当たり前すぎて考えてもいなかったこと」に気づいてもらえるように準備しています。例えば、スポーツと外国語では日本語以外でサッカーをしますが、ゴールキーパーがボールを処理する時「キーパー!」というところ、他の言語では「私(自分)!」と主張したりします。そこにはコミュニケーションの意図・テンポに違いがあったりするわけです。
また、体育は教育概念、スポーツは文化概念なので同じようで違うものです。なので、体育という教育的空間に「あー、今日はサッカーかー!(なんてスポーツを当てはめた)」言葉が飛び交うのなら、実は体育という教育を受ける状態になっていない(スポーツ・遊びをしにきている)のかもしれません。こんな体育・スポーツにまつわる、当たり前を捉え直すような“学び”を提供します。

専門分野・研究テーマ

体育・スポーツ・健康科学分野の中でも、とりわけ「スポーツ哲学」という分野で研究しています。一例ですが、「なぜ、人間はスポーツや競争に熱中するのか?」、「アスリートにとって、ライバルという存在は本当に必要なのか?」、「指導や教育、スポーツの場面に、私はどのような状態・姿勢で望むべきか?」といった(スポーツ業界ではあるあるの)価値観を問題やテーマとして扱い、現在の研究を進めています。

専門分野に至ったきっかけ、背景、専門分野の魅力

私自身(立派な実績はないですが)アスリートの端くれでした。スポーツの世界で有名になリたくて1番早く朝練へ行き、夜練は最後まで残って練習する。それは自分にとって「幸せ」な生活でした。しかし、社会に出ると「そんなこと」は誰もが羨むようなものではなく、ずっと頑張ってきたものを時には揶揄されます。そんな時に出会ったスポーツ哲学の魅力は、自分の「幸せ」の【思い(考え方)】を【言葉】にできることだと感じます。

基本情報

連絡先

  • yo.sato(アットマーク)meisei-u.ac.jp

オフィスアワー

水曜、金曜(事前に連絡をください。都合がつかない場合は、個別指導コレクションかメールで調整しましょう)

研究者情報

学生へのメッセージ

あなたの生活がどんなに便利/豊かになっても、身体は全ての行動を支える資本です。身体のことを知っているだけでなく、また、運動が上手にできるだけでもなく、その理論と実践を兼ね備えた人生を謳歌しましょう。