担当科目・専門分野

主な担当科目の紹介

フランス語科目では、母語とは異なる言葉を、自分や世界を広げるための窓として、またそのための道具として学んで行きたいと思います。また宗教に関する授業では、そもそも宗教ってどのようなもの？、また宗教を必要とする私たちってどのようなもの？ということを、つまり宗教という現象を通して人間について考えることをめざしたいと思っています。

専門分野・研究テーマ

専門分野は「宗教学」です。特に「宗教哲学」と呼ばれる分野の訓練を受けてきました。その中で17世紀フランスのブレーズ・パスカルという人の思想に関心を持つようになり、留学中からその人が深く関わった神学論争を調べるようになりました。そこで問題になっていたのは「救い」における神と人間の関係ですが、近代が始まろうとしていたその時代の神学論争の当事者たちが「人間」をどのように理解していたのか、それが現代の私たちの考える「人間」とどう関係しているのか、ということを知りたいと思い続けています。

専門分野に至ったきっかけ、背景、専門分野の魅力

「たまたま」「なんとなく」こうなりました。しかしギリシアの哲学者によると「すべての人間は、生まれつき、知ることを欲する」そうですので、大学で先生から聞いた話の中で「たまたま」出会い、かじるようになった、なんだかよく分からないもの（宗教に関することなんて、特にそうですね。）に惹かれてしまったのかもしれません。

基本情報

連絡先

• hayashis（アットマーク）ge.meisei-u.ac.jp

オフィスアワー

木曜３限（要事前メール）

研究者情報

• 大学教員情報サイト

学生へのメッセージ

大学という場所、大学時代という時間にあるはずの「たまたまの出会い」を大切に。