担当科目・専門分野

主な担当科目の紹介

担当科目は「体育スポーツ科学実践B・バスケットボール」、「体育スポーツ科学実践A・アウトドアアクティビティ：キャンプ・スキー」、「スポーツを通して地域を学ぶ」、「健康スポーツ科学論」、「現代スポーツ論」です。実技科目では、スポーツの持つ競技性や遊戯性といった楽しさを学習するだけでなく、確かな技能の習得とリーダーシップ性やコミュニケーション能力の養成を目指しています。講義科目では、体育・スポーツという活動によって私たちが得られる恩恵について、科学的知見をもとに身体的・精神的・社会的な側面から包括的に学習することを目指しています。

専門分野・研究テーマ

私の専門はバスケットボールコーチング論です。初級者に対するバスケットボールのコーチング事例を提示することや、質的なアプローチを用いて競技者として卓越した選手が有する技術力・戦術力に関する実践知、具体的には選手のなかにある「何を、いつ、どのように捉え、どのように動くのか」ゲーム中に働かせている思考を解明することで、指導現場に役立つ知見を提供することに取り組んでいます。

専門分野に至ったきっかけ、背景、専門分野の魅力

最初のきっかけは、大学現役時代にコーチからバスケットボールで頭を使う楽しさを教えてもらい、私も選手の力になる言葉がけをしたい、そのために勉強したいと考え、卒業後に大学院に進学したことがコーチング学との出会いでした。コーチング学は、実践現場に転がっている問題事象や成功事象から個別の指導理論を導き出し、その研究成果を現場に還元することで相乗効果を生むことができます。研究と現場を密接につなぐ学問である点に魅力を感じています。そして、実際の現場では、学習者である学生や選手からつまずきの克服の仕方などを学ぶこともあり、教科書にはない気づきを与えてくれる、そんな瞬間があるのも魅力のひとつです。

基本情報

連絡先

sara.matsumoto（アットマーク）meisei-u.ac.jp

オフィスアワー

月曜２限（事前に連絡をください。都合がつかない場合は、個別指導コレクションかメールで調整しましょう）

研究者情報

• 大学教員情報サイト

学生へのメッセージ

大学生活を過ごす中で、自分とは違う魅力を持った人との出会い、自らを成長させてくれる環境との出会い、そして興味関心がぐっと惹きつけられる学問との出会いなど、感情が動く各々の瞬間を大切にして、今後の人生の糧となる多くの経験を楽しみましょう。