先日、レモンケーキを作りました。
ドイツのお菓子キットを購入したので久しぶりに作ってみました。
材料はとてもシンプルです。ケーキミックス粉、卵、泡立てた生クリームを混ぜて160℃にあたためたオーブンで40分間焼き、粗熱をとって粉砂糖をかけて仕上げます。ドイツの家庭ではケーキやジャムを手作りすることが主流で、「何かを作る」という行為は日常的な楽しみになっています。
例えば、数年前のコロナ禍では大がかりなDIYを始めた家庭も増えたといいます。なかなか外にでることができない日が続いていた頃、壁をくり抜いて大きな窓を取り付けた人もいます。こうした作業を個人でどうにかしてやり遂げてしまうところは驚きですが、きっと取り組んでいる時間とそれに携わる仲間が何よりも愛おしいのだと思います。
食べ物に話を戻すと、ドイツの寒い冬にはあたたかいハーブティーやコーヒーと一緒にクッキーやケーキをいただくことが多いのですが、12月であればバニラキプフェルやシュピッツブーベンを家庭で手作りします。バニラキプフェルはオーストリアやドイツで食べられる三日月型のクッキーで、アーモンドやヘーゼルナッツなどをたっぷりと使用します。シュピッツブーベンは、ジャムを挟んだ星形のお菓子です。ブラックカラントの甘酸っぱいジャムをサンドしたり、すぐりのジャムを使ったり、丸形やハート型にしてみたりと、作り手によって出来上がったクッキーはバラエティに富んでいます。

ハーブティーの種類もとても豊富で、ペパーミントやカモミール、ローズヒップなど、その時の気分や体調に合わせて香りと味を楽しみます。有機栽培によるハーブティーが入手しやすいのはありがたいですね。ドイツではカルテスエッセンといって、夕食をパンとハムなど、火を用いず、時間をかけずに用意する食事で軽く済ませる文化がありますが、お菓子作りの時間は交流の機会にもなり、大切にされています。
寒い冬の夜にはスパイスを入れたワインも人気です。フルーツジュースとスパイスで作るあたたかいキンダープンシュも美味しいです。こちらは、知人から教わったキンダープンシュの作り方です。分量はすべてお好みでOKとのこと。
〈材料〉
リンゴ100%ジュース
ぶどう100%ジュース
オレンジ100%ジュース
ハイビスカスティーやフルーツティー、紅茶
オレンジ(あれば)
シナモン
八角、クローブ、カルダモンなどお好みのスパイス
水
砂糖
お鍋で紅茶を作り、その鍋にジュース、スパイス、オレンジの皮を入れて弱火で煮ます。香りがたってきたら火を止めます。材料を濾して、カップに注げば完成です。ジュースや紅茶、スパイスは好みに応じてアレンジできます。 友人は、飲む前にオレンジ果汁と蜂蜜を加えると新鮮な味わいになるのでおすすめ!と話してくれました。よろしければ飲んでみてください。心も体も温まりますように。
