2023年8月22日(火)から24日(木)にかけての2泊3日,体育スポーツ科学実践A(アウトドアアクティビティ)の学外実習として,東京都檜原村へキャンプに行ってきました。山の天気は変わりやすいといわれていますが,まさに実習期間中は快晴の日もあれば,1時間の間に雨が降ったり晴れたりと天気が目まぐるしく変化する日もあり,山らしい天候のもと,移り変わる環境に適応しながら活動することができました。
履修生は20名,明星大学の様々な学部・学年の学生が集まりました。
3日間の行程は以下の通りです。
・初日:キャンプ場へ移動,テント張り,夕食作り,レクリエーション,講習
・2日目:ハイキング,古民家見学,夕食作り,キャンプファイヤー
・3日目:ハイキング,釣り,キャンプ場撤収
活動の様子を写真とともにご覧ください!
履修生の実習簿に書かれた感想を紹介します。
・今回の実習では,常に「知慮深く生活すること」が大切だということを学びました。自然環境の中でのトラブルだけでなく,先の細かいことを見通しながら生活する力は大学生活,生きる上で大切なことです。人間全てが完璧にできるわけではないので“先敗した時にどう対処するか,次の自分に学びを残せるよう行動を取ることを今後も意識したいと思いました。ハイキングの時間は実習前の楽しみを上回るくらい素敵な時間でした。現地ガイドの方の解説のおかげで森に生えている全ての植物,流れている滝にも意味があるのだなと感じて,すごく面白かったです。(教育学部,1年)
・今回の実習では,他学部の普段関わることのない人達との集団生活で,新鮮でした。私は人見知りなので,知らない人に気まずい思いをしながら三日間過ごすのかと思っていましたが,始まってみたら意外と楽しくお話しできました。他の班に仲の良い友人もいましたが,新しく知り合った人との関わりを大切にするように意識できたし,先輩方も優しくて三日間楽しく過ごせました。(教育学部,1年)
・森林に関して「そのままにしておくことが自然のためである,人間が無理くりかえてしまうのは良くない」とテレビで見たことがありましたが,今回の活動を通して,手を加えることで自然を守ることに繋がるということを知りました。例えば,森林でいくつか木が切かられているのは日光を当てるため,そしてその日光を浴びることで木はもっとよく育つということです。檜原村は,そういった工夫をしながら自然と共存していました。今回のような現地で過ごしている方との触れ合いを一度でも体験することで自然を大事にできるのではないかなと思いました。(人文学部,1年)