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活動報告

「健康・スポーツ実習A アウトドアアクティビティ」で奥多摩を歩いてきました〈その2〉

  • 2021年11月04日
  • 教育・研究活動

「健康・スポーツ実習Aアウトドアアクティビティ」の学外授業を、10月17日(日)・10月24日(日)に実施しました。その2です。

10月24日(日) 天気:快晴 気温:18度(体感ではもう少し暖かい) @東京都檜原村 

この日の主な活動は、レクリエーション、野外炊飯、滝を拝む、温泉(オプション)

先週よりも1時間早い8時20分に集合。秋晴れの日曜ということで、訪れる人も多く、路線バスもにぎわいます。

今日は、「北秋川自然休暇村」というキャンプ場をお借りし、レクリエーションと野外炊飯に挑戦です。もともとのアウトドアブームがあったところにコロナ禍があり、三密を避けやすいレジャーとして楽しむ人も増えたそうです。この日の前夜も、家族連れや団体でロッジもテントサイトも満員御礼だった様子。10時のチェックアウトで一挙にお客さんがいなくなり、広々と場所を使わせていただくことができました。到着し、村長さんに挨拶した後、さっそくレクリエーションが始まります。

写真2-1 山の中でダンス・・・最高!

レクリエーション係が考えに考えたゲームで盛り上がっていると、あっという間に炊飯の時間。役割分担をして、作業開始です。

写真2-2 火起こしに挑戦
写真2-3 火ってすばらしい

3種のカレーができました、ビーフ、チキン、シーフード デザートは、焼きリンゴと焼きバナナ 履修生の発案です♪

写真2-4 三種のカレーができました

このキャンプ場は川のそばにあるので、夏には水遊びも楽しめます。

写真2-5 川では水遊びが始まりました。

食事と後片付け・水遊びが終わり、また路線バスで移動します。今日も、1日目ほどではないですが少し山道を歩きます。

写真2-6 オシャレカフェも発見!

目的地は檜原村を代表するスポット、「払沢の滝」 冬には凍るそうです。

写真2-7 冬には凍るという、「払沢の滝」を拝みます

最後に、橋を渡って温泉に入り、温まってから帰りました。

真っ暗になった武蔵五日市で、少々寂しさを感じながら解散です。

宿泊があったらもう1歩、仲も深まっていたかもしれないし、もっと大きな達成感を味わえていたかもしれません。けれど、この1年半の様々な状況を思えば、ここまで来ることができただけでも感謝したいと思います。

それでは、受講生の感想も聞いてみましょう!

~~受講生のコメント紹介~~

<1日目 山登りをして>

・今日1日を通して、昔の人は上手に自然を利用していたのだと思った。例えば山の下に降りるときは1回高いところへ上がって尾根に沿って下りたり、山の斜面を利用して畑をし自給自足をしたりなど、とても賢いと思った。しかも誰かが調べてその結果に辿り着いたわけではなく、生きていく知恵を出して考えていたので、今の私たちにはなかなか不可能なことだと思った。(経済学部 1年生)

・神戸岩では神秘的な「神の聖域」に包まれることができて汚れていた心も癒されることがとても心地よかった。大学に入学して初めての実習らしい実習ができたことがすごく凄く嬉しかった!!(理工学部 1年生)

<全体を通して>

・2日間のキャンプを通して、人間は自然をうまく利用しなければならないと感じた。小林家住宅に行くまでの道も、今なら工事をしてもっと簡単にできるはずなのに、あえて残していることで、今回のように昔の人の大変さを知ることができた。現代では開発による森林破壊が起こっているけど、福祉モノレールのように開発と自然のバランスがうまくとれるところでやめておくべきだと思う。自然は長い時間かけてできるものだから、私たちはもっと大切にするべきと考える。(経済学部 1年生)

・いつも大学内で過ごしていると、何事もなかったように時間が早く過ぎていってしまい、何ら変わり映えのない気がする。アウトドアアクティビティでは登山したり飯盒炊爨したり自然を媒介した基で会話が生まれ、その環境から心がリフレッシュして、また頑張れる力が得られた。森林と野生動物に囲まれた環境に立たなければ、住む人々がそれらと共存している現状を知ることはできないと感じた。(理工学部 1年生)

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無事に2日間が終わりました。レクリエーションや協力しながらの炊飯もなかなか楽しかったようです。今回宿泊はできませんでしたが、ここで経験したことを活かし、次の機会に、より本格的な登山やキャンプに挑戦していただきたいです。また、そうではなくとも、日常の中で自然と付き合ってきた人々の長い歴史やつながりを少しでも感じてもらえるなら嬉しいです。